華家
-HANAYA-
好きなものを好きな時に
No.2
NOVEL,D.Gray-man,ラビユウ 2004.12.11
#R18 #ラブラブ #両想い
一人一人に用意されたベッドが、ふたり分の重みを受けて泣き喚く。 神田はぎゅうとシーツを握り締めた。…
NOVEL,D.Gray-man,ラビユウ
favorite いいね ありがとうございます! 2004.12.11 No.2
ありがとうございます!
次のページ >> / / << 前のページ
初期表示に戻る
一人一人に用意されたベッドが、ふたり分の重みを受けて泣き喚く。
神田はぎゅうとシーツを握り締めた。
「い……い加減にしろよジュニアっ……!!」
「んー、何ー?」
赤みを帯びた髪が頬に当たる。くせのある彼の髪は、神田のそれとは全く違った軌道を辿る。
「なに、じゃねぇっ…何度やったら気がすむ…ッ」
同じような大きさの手が神田を包み、黒猫は背をしならせた。落とされたキスに、何度も呻く。
「んんぅっ、ん、ふ…、う」
絡め取られた舌先が、蹂躙されていく。
侵食、と。
そういえば一番近いだろうか。
「あ…う」
「欲しい? ユウ」
「い…るかバカッ」
腰を抱かれ、肌を吸われ、犯されていく。
「いつまで経ってもスナオじゃねーなぁ…さっきはあんなに俺を飲み込んでたのに」
耐え難い、屈辱。
耐え難い、快楽。
侵食された、溶けた脳。
「…んで……こん…なっ…あ」
「なにがよ」
「いつ…もと違ッ…うんだよ…!」
腕が離れることはない。
口唇が吸い付かないところはない。
いつもだったら、最後には。
最後には額にキスしてオヤスミいい夢を。
「マンネリになんないようにしてやってんじゃん。なぁ?」
「あっ…う……ぃきなり挿れんじゃね…!」
「だってユウ、酷くされんの好きだろ」
突き上げられる。
こんな乱暴な抱き方は【彼】らしくなかった。
「だれが……っも、よせッ…!!」
「あー、強いて言うならちょっとムカついてる」
グイと喉を締め上げられ、片目で見下ろされる。
その鈍い色の瞳は綺麗だなんて思ったけれど。
「かはっ…」
酸素を求め、彼の腕を引っかく黒猫。微動だにもせず、普段優しげな彼の瞳が凶悪に揺らめいた。
「気に入らないんだけど」
神田は声を絞り出す。なにが、と。
彼は笑って神田を突き貫いた。
ラビがモヤシ、と言うのと神田の悲鳴とが重なって空気に溶けた────
「で? 結局なんだよ。ヤキモチかよ」
「そうソレ。マジでムカツク」
気怠い身体を起こし放られたシャツを羽織る。いけしゃあしゃあと音にするラビに、神田は眉を寄せた。
「アホらし…」
「あっは、犯るぞ」
気に障ったらしいラビが笑顔で神田の肩を掴みベッドに引き戻す。
「待ておい、俺は3時間後に任務が入ってるんだ」
「だから? 平気だろユウなら」
「なんでてめーはそうなんだよジュニア!」
「やべー、ユウちょーカワイイ」
「離しやがれこの性欲魔人ッ!!」
降りてきた口唇に、神田の抗議は吸い込まれ。
入り込んできた舌を噛んでやっても、彼はオモシロそうに見下ろすだけだった────
#R18 #ラブラブ #両想い